
こんにちは、はだ農園です。
3月になり季節が冬から段々と春を感じられるようになりましたね。朝晩と昼の温度差が激しいですが皆さん体調に気を付けてお過ごしください。
さて、今回はどうしたら農家になれるのかというのをお話しさせて頂こうかなと思います。
最近は、田舎暮らしの需要も高いこともあり、職業の一つに農業という選択肢が頭によぎった方も多いんじゃないでしょうか。…多いことを祈っております(笑)
しかし、農業を始める、また農家になるというのは一般的に考えてどうしたらいいか全くわかりませんよね。そこで、農家である私が農家になるまでの流れを簡単に分かりやすく説明したいと思います。
結論から言いますと農家はすぐなれます、誰でもなれます。
そんな適当なことを言ってと思った方もいると思いますが、農家になるのに資格はいらないんです。
私は、農家の定義は作った作物・畜産物がお金に変わっていれば農家だと思っています。
ですので、規模の大小に関わらず、そういう方が私は農家なんだと言えば農家なんです。
なので土地を広く持ち、大々的にやるのであれば、もちろんいろんな手続きが必要ですが、自分の庭で野菜を作って直売所に出している方も立派な農家だと思います。
現在農業の高齢化はものすごい勢いで加速しています。ですので、私の希望としてはできるだけ若い方に農業を本職としてやって頂きたいなという思いはあります。
そこで、農家になることを考えている方へ、農家になるまでの流れを解説してみようかなと思います。
最初に農家のなり方を大きく分けて3パターンに分けてご説明し、それぞれの特徴も解説していきたいと思います。次に、土地探しや、そもそも最初に行けばいいのはどこなのかということをご説明させて頂き、最後に、農家である私がおススメする農家になるまでの道のりを紹介します。
最後のおススメに関しては本当に聞いて頂きたいことなので、是非お付き合いよろしくお願いします。
それでは参りましょう。
農家のなり方3パターン
それぞれの説明と、メリット、デメリットを解説していきたいと思います。
跡を継ぐ
現在農家をしている方で一番多いパターンだと思います。実際私も4代目の跡継ぎです。先祖代々農業をしてきたこともあり、積み上げてきたものはとても大きいものがあります。
メリット
・土地、農業機械、倉庫など農業に必要な土台が揃っている。 ・親も農業をしていることが多いので、労働力が比較的安定している。 ・地域のコミュニティができているので、自然と入れる。 ・最大のメリットとして常に親からアドバイスが受けれる。
デメリット
・すでに主体となる作物があるので、自分の作りたいものに取り組みにくい。 ・土台がしっかりしている分やることに追われ、やりたいことまで手が回らない。 ・そもそも大きな問題(負債、土地が悪いなど)を抱えている場合がある。 ・家族経営ならではの問題がある。
メリットは大きいものがありますが、デメリットはどうしよもないことが多いです。
新規就農
最近増えてきた新たに農業をはじめる方法。(制度として跡継ぎの方も新規就農としてみられることもありますが、ここでは新たに農業を始める方のみを限定します。)比較的若い方のイメージがあります。補助や支援もあります。
メリット
・好きな作物が作れる。 ・好きな土地を選べる。 ・自由な計画が立てれる。 ・充実した補助や支援がある。
デメリット
・土台になる土地、農業機械、倉庫などがない。 ・一人作業なので、限界がある。 ・一からの地域のコミュニティ作り。 ・すぐにアドバイスを受けれる人がいない。
メリットはとにかく自由なことと、自分次第なこと。デメリットは全てを一から始めること。やりがいはあるが大変なことも多い。
Uターン・Iターン
地方で育った方が仕事で都会にでて、地元に戻ってきて農業を始めるのが、Uターン。また、都会の方が地方に住み農業を始めるのがIターンです。Uターンは中年の方、Iターンは若い家族が多いイメージです。Iターンには人口を増やす目的もあり、地方自治体が土地や家を提供していることもあります。
メリット
・都会暮らしから田舎暮らしになれる。 ・自由度の高い生活ができる。 ・自然の中で子供を育てられる。 ・お金をかけない生活ができる。
デメリット
・環境が変わる。 ・田舎なので様々な面で不便になる。 ・収入が不安定になる。 ・土台となる土地・農業機械・倉庫などがない。
メリットは田舎暮らしができること。デメリットは田舎暮らしをするために、環境や仕事を変えなくてはならないこと。
新しく農業を始める方
ここでは新規就農、Uターンの方を中心に(Iターンは地域で制度が違うので別とする)土地取得やそもそもどこに相談に行けばいいのかをご説明していきます。
土地取得
土地取得にはその地区の農業委員の承諾が必要です。農業委員会の方を中心に関係機関や地域の農家の方々と連携し新規就農の方の土地取得のお手伝いをしてくれます。
はじめはどこに
初動は大事です。スムーズに手続きるように適切なところに行きましょう。主にこの3か所がおススメです。
・農業協同組合(農協)
・市役所
・農業改良普及センター
この中でも私は農業改良普及センターをおススメします。名前は難しいですが、分かりやすく言えば農業専門の市役所みたいなとこです。どこに相談行っても結局ここで手続きすることが多く、補助金や就農してからの支援なども丁寧に説明してくれますので、農業を始められる方はぜひお電話してみて下さい。
農家のおススメする就農の流れ
ここまで農家になるまでのお話を気軽な感じでしてきましたが、実際就農するということは、体力的にも精神的にもすごく大変なことです。就農しても辞めてしまう方は4割弱、たとえ続けれたとしても生活が大変な方も入れたら、5割を超えることは言うまでもありません。
そこで私がぜひおススメしたい方法があります。この方法ならば確実に辞めなければいけないということはないです。
まず、いきなり就農しないでください。基礎も何もないのにいきなり始めるのは無謀です。最初に行うことは研修からです。先ほど上記で述べた農業改良普及センターの方と相談しながら自分が就農したい地域にできるだけ近いとこで研修先になる農家さんを探してください。できれば、自分の作りたいものが決まっていれば、同じかそれに近い作物を栽培している農家さんなら最高です。
これの何がいいかというと、肌で農家さんの技術、考え方、なにより1年間のローテーションが分かるということです。また、就農した後に近くにアドバイスをくれる方ができます。地域のコミュニティも研修中にでき、手伝ってくれたり、機械を貸してくれたりもするでしょう。上記で述べたデメリットがほとんどなくなるんです。さらに、研修中は補助金(給料みたいな感じ)も出ます。研修期間は2年ですのでぜひ活用してください。もちろん、就農してからの補助金もありますのでそちらも活用して下さいね。
以上で農家になるための手順をご説明させて頂きました。職業の1つに農家はどうでしょうか。
それでは、また。


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