はだ農園

針尾汐風みかん



良質な自家製堆肥を作ろう!!~実践編!作り方を大公開~

こんにちは!はだ農園です。

今日はtabo奮闘記ということで『自家製の堆肥作り』を画像と共にお話ししたいと思います。堆肥作りに興味があってネットなどで調べてみたものの詳しく分からなかったりしますよね。土づくりのための堆肥というだけあってやるからには本当にいいものを作りたいところです。今回は実践編なので画像を中心に分かりやすく読んで頂ける内容になっていますので是非ご覧ください(^^)v

『土づくりは大事だと思っているがネットや本の文章だけではイマイチ想像ができない!』そこのあなたに届けたい。実際作った時の体験談を(^^)vいくつか気づいた点や注意点もありましたので合わせてご説明できればと思っています。

それでは、参りましょう!

今回私が作ったのは主に牛糞堆肥と木くずを使った木材屑発酵堆肥(チップライト)になります。他にも自家製堆肥には鶏糞や豚糞を使ったもの、稲わら堆肥やもみ殻堆肥などいろんな堆肥があります。チップライトもその1つという認識でご参考までにご覧ください。

今回使った材料は、木くず・牛糞堆肥・米ぬか・バイムフード・水となります。バイムフードは『株式会社 酵素の世界社』様の発酵資材です。はだ農園が会員ということもあり、作り方も教えてもらい参考にさせて頂きました。分量はネットに詳しく載せていいものか分からなかったのでアバウトにさせて頂きます(笑)。詳しく知りたい方はブログのコメント欄やインスタのDMによろしくお願いします。

堆肥作り開始

それでは前置きが長くなりましたが堆肥作りの過程をご紹介させて頂きます。

木くずと牛糞堆肥

まず、木くずを均一になるようにまんべんなく広げます。厚さは20センチぐらいがいいと思います。私は狭かったので30センチぐらいになりました。その後たっぷりと水をかけます。堆肥作りは微生物の活発化が命なので微生物が動き働きやすいように水分はしっかり保持しましょう。水分量は60~70%でギュッと掴んだら水がにじみ出る程度が目安です。ただ、堆肥がべちゃべちゃで水分を多く含んでいる場合は木くずの水分は抑えるようにバランスはとってください。

広げた木くずの上から同量の牛糞堆肥を同じように広げていきます。厚さも同じように20~30センチぐらいです。牛糞堆肥に関しては木くずと同量になりますが、C/N比が違う鶏糞や豚糞は分量が違ってきますので注意してください。

画像を見て分かるように、かなり水分量が少なくサラサラした牛糞堆肥でした。なのでこのような場合は木くずにはしっかり水分を入れてあげて下さい。

米ぬかとバイムフード

さらにその上から米ぬかとバイムフードを撒いていきます。バイムフードとは簡単に言えば発酵促進剤です。良質な発酵を行うために必要な酵素・乳酸菌・酵母菌・麹などがふんだんに含まれています。これを有機物に与えると微生物により分解が進み安定的な発酵へと繋がります。発酵促進剤というだけあって匂いは焼きたてのパンのような匂いがします。米ぬかは微生物にとってバランスのとれた最高の餌です。これ以上は長くなるのであえて言いません(笑)。

米ぬかとバイムフードを25:1ぐらいの割合で撒きました。バイムフードはあくまで発酵促進剤なので少量で十分です。注意点としてはどちらも粉末なので風が強い日は注意してください。特にバイムフードは少量のために強風で飛ばされると効き目が悪くなります。風が強い時は足で軽く混ぜたり、1番いいのは天気のいい日にゆっくりやることです(^^)v

混ぜながら水かけ

材料を撒き終えたら、混ぜましょう。トラクターや耕運機でひとまず軽く混ぜるのをお勧めします。画像では厚さが60~70センチになったために木くずまで届かなかったのですが、できれば全体が混ざれば1番ベストだと思います。まぁあとでしっかり混ぜるので細かいことは気にしなくていいです。

あとはバケットで混ぜながら堆肥小屋に運んでいくのですが水分が足りないようでしたら、しっかりと水をかけて下さい。水分過多もあまり良くないんですが絶対に避けたいのは乾燥です!微生物が動けずに発酵が進みません。最終的に堆肥が固まってしまい、いわゆる焼けた堆肥になってしまい不完全なものとなってしまいます。それだけは避けましょう。私は堆肥があまりに乾燥していたので水を2~3トンぐらいかけたと思います。

最後はやっぱり人力で(^^)vお金をかけて作った物なので最後まで綺麗に拾い上げました。画面を見て頂くと分かると思いますがコンクリートの上は雨が降ったかのように濡れています。このぐらいしっかりと水はかけましょう。

堆肥小屋にも程よい感じで収まり無事に堆肥を仕込むことができました。たぶん一山5~6トンぐらいだと思います。水分量は60%ぐらいでグッと掴むと固まるぐらいです。

温度計と適正温度

ここからは温度管理が大事になってきますので、しっかり温度計を使って測っていきます。堆肥用の温度計は特殊で画像のように長いものになります。私が購入したものは長さが90センチのものです。60~90センチあれば十分だと思います。

最初の温度は12℃ぐらいでした。この日外気温は5℃くらいでした。寒いが続くので水分が多いと逆に悪いのかなと心配したりもしました。とりあえずあとは見守ります。

次の日には20℃ぐらいに上がってきました。微生物が動き出してきましたね(^^)v白いのは雪です。この日、久しぶりに雪が積もるほど寒い日でした。

数日たち思うように温度が上がらなかったので水をかけてビニールを被覆しました。温度が上がらないとちょっとドキドキしますね。好気性微生物(酸素が必要な微生物)にとってこれがいいものなのか分かりませんが温度が上がらないと話になりません。

温度が上がらなかった原因が分かりました。温度計を奥深く中心にさし込んでいたのですが、中心が水分量が多かったので温度の伸びが悪かったのが原因でした。少し抜いて50センチぐらいのところで測ると50℃を超えていました。なのでもっと前からちゃんと発酵は進んでいたものと推測されます。

切り返すタイミング

切り返すタイミングは堆肥の温度が65~70℃になった時です。だいたい堆肥を仕上げて1週間が目安となります。季節によっては夏場は5日、冬場は10日と外気温に左右されたりもします。私はちょうど寒い時期だったこともあり10日ほどかかりました。堆肥をほじくってみると中からは湯気が立ち非常に熱くカビがびっしりと生えていました。これぞ微生物による発酵という感じで感動しました。

切り返しの様子です。これは埃ではなくて湯気です。すごく高温なのが分かって頂けると思います。温度が62℃で止まってしまったので次の発酵をさらに促進させるために米ぬかを少し撒きながら行いました。しっかり温度が上がったあとの切り返しでしたら何も加える必要はありません。

場所を移しつつ堆肥にしっかりと空気を含ませることで1度下がった温度も微生物の活性化とともに、また上昇してきます。2回目の切り返しも65~70℃が目安です。1回目、2回目と切り返しの回数が増えるたびに切り返す日にちの間隔も伸びていきます。最終的には1か月に1回程度の切り返しに落ち着きます。今回は水分量が十分確保されていたので散水しませんでしたが乾燥していたら水をかけながら行うようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。分かりやすくお伝えできたでしょうか。私も堆肥を作る前はネットを見たりして色々調べたのですがどれも作り方を教えているようで、どこか抜け落ちており読んだときにスッキリしないものばかりでした。なので最初から最後まで画像と共にご紹介したこのブログを読んで頂き『なるほど!』と思って頂いたら幸いです。

そもそも堆肥はそのまま畑に撒いてもいいじゃないかという方も多くおられます。というかそう思う人が多いでしょう(笑)。その中で私がわざわざ手間をかけてまで自家製堆肥を作る意味は健全で高品質な作物をつくりたいという想いもありますが1番は圧倒的なコストパフォーマンスです!土づくりをするために年間何十万もかけたり、根をはらせるために何十万、樹勢を保つために何十万、高品質を求めるのに何十万、一体いくらお金がかかるのでしょう。こんなんじゃいくらあっても足りません。売り上げは上がるが経費も上がるし、労働力も増える。なんかやってても面白くないですよね(^^)v

今回作った堆肥の材料費は10~12tでなんと6万円です!!あと一山作る予定ですので合計9万円になる予定です。これで1年分の土づくりがまかなえます。しかもこの堆肥はうまく作ればどこにでも売っていない希少価値がかなり高い資材となります。これで全てをまかなえるわけではないですが、毎年作物に与えることで根がびっしりと張り、健全で品質のいいものが自然とできるようになります。年間たった9万円でですよ!こんなにコスパのいいものはないでしょう。だからこそ堆肥作りは手間をかけてでもやる意味があると思っています。

このブログを読んで1人でも自家製堆肥を作ってみよう!...いや、作るんだ!!と思って抱けたらすごく嬉しいです。その際は是非私とお友達になって下さい(^^)v

質問や感想がありましたら是非コメント欄へお願いします。

それでは、また。


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